心のふるさと
「棚田をただ美しいと感じるのではなく、
それを守っている人の姿を見てほしい。」
周南市の中須の棚田に魅せられ、足を運ぶようになった頃、
この棚田を守る人から言われました。
それからは、棚田を訪れるたびにその中に人の姿を探し、
手入れされた棚田の中にもそのご苦労を感じるようになり、
私の中でこの棚田が、ふるさとのような大切な場所になりました。
春、田植えの準備のために水が張られ、
棚田が息づき始めると、
色々な生物や植物の命も誕生します。
ここに暮らす人々が生活するために棚田を作り、それによって
自然が守られているのです。
いつまでも私の心のふるさとが、今のまま変わらないことを
願っています。
Betty mama