Rain dorops

ある人から「写真を撮る為に待ってみたらどうかね。」と言われた。
そこで、今年は待つことにした。
行きつけの美容院。近辺には珍しいコンクリートの壁。その壁をキャンバスに「影」が撮りたかった。帽子を目深に被り、陽に焼けぬよう、車と車の陰にしゃがみ込み、シャッターを押す機会を待つ。
或る日の事、ご婦人が怪訝そうな顔をして通り過ぎる。何分かすると用事が済んだのだろう、反対側から通り過ぎる、はずだった。が突然、私の傍の車内を覗き込みながらドアノブに手をかけガチャガチャ。別の日はパトカーが傍らを通り過ぎる。これって、「車上狙い」と間違われてるの?
「待って撮る」って、場所と時間を間違えると「不審者」?
過ぎてしまうと笑い話、でも、そんなことがあったなんて全く感じない作品を選んじゃいました。美容院の皆様、ご協力ありがとうございました。