海峡の港 鼻に、ふ頭の油の混じる潮風の香り 耳に、潮流の音、汽笛の音、低い港の唸り 目に、月の光とゆったりと揺れる船影 海峡の橋のケーブルと岸壁の鎖のカテナリー 無造作におかれたロープや積み荷 この場所には、若き日の父に何度もつれてこられたはず 今気づけば、そこで夢中にカメラを構えている 海峡の港は何もかもが心地よく心にひびいてくる Nobuyuki Share: Twitter Facebook Google+