「旅の記憶」 「旅の記憶」 初めて行った場所なのに “なつかしい”と思うことがある 猫が陽だまりで耳の後ろを掻いている 風が渡る木々の梢の下を 小さな女の子が走り抜けていく 海沿いを走る電車の中から眺めた 沈んでいく夕陽 思い出す旅のひとつひとつは 他愛もない、そんな瞬間で そんな時を愛おしく美しいと思う そしてまた 小さな旅へと出たくなる レンズの向こうの小さな旅へ ご一緒いただけたら幸いです Masako Share: Twitter Facebook Google+