“Meeting space and landscape

私の写真とは? の持論は、被写体との出合の瞬間を、時間を止めて写し込むものだと思っています。
星景写真(星と風景を同時に写し込む写真)を始めて試行錯誤の連続です今回ご覧頂きます作品までようやく辿り着いてきましたがまだまだ道半ばです。
長時間露光で、肉眼ではその瞬間が点として知覚されるだけなのに対して
地球の自転や天体の動きが線として蓄積的に現れています。
幼いころ、誰に教わったのか? 流れ星に出合った時に願い事を流れ星が
消えるまでに3度繰り返せたら願い事が叶うと教えられたことを思い出します。
そんなロマンチックな事を考えながら、長い時には60分~90分の一カッ
トが終わるまで星々を眺めながら遥か宇宙への思いを馳せています。
ちなみに、私は流れ星を限りなく見てきましたが一度も3回願い事が言え
た事が有りません、そんな欲深い自分を心で笑って撮影を楽しんでいます。
私の経験から、風景を表すには月明かりを利用するのが一番だと思ってい
ます。明るいと星には不利ですが、人口光(ライト等)で照らすより自然
な風景が表せます。
こんな素敵な夜空が永久にと祈りつつ、今回の作品をご覧いただき宇宙へ
の思いを馳せて頂ければ幸いです。

 By Keisuke